校長室より

校長より

朝礼より

朝礼で「努力」について話をしました。私も含め多くの方は、子どもの頃から「努力すればできないことはない」「努力は必ず報われる」と親や先生などから言われてきたのではないでしょうか。子どもの頃は、何の疑いもなく目標達成のために辛いことも「やればできる。」と思いながらいろいろなことに挑戦してきました。しかし、この「努力」についてよく考えると「努力は必ず報われる」こんなことはあり得ないのでは・・・、と思います。「努力は大切」ということは分かりますが「努力は必ず報われる」と考えない方がよいのではないでしょうか。「努力は必ず報われる」と考えると、結果が悪かったときは、努力の足りない自分や能力のない自分を責め、追い詰めることになりかねません。そこで、生徒には努力は目標を達成するために必要な力の一つだと話しました。そして、努力することは私の経験から以下のようなことにつながるのではないかと話しました。

・努力することで、成功の可能性が高まる。

・努力は、自分を成長させる。

・努力は、自信につながる。

・努力は、未来への可能性を広げる。et

結果だけにとらわれず、他人と自分を比較せず、まずは、しっかり自分と向き合い努力した自分を受け止め・認め・励まして行けるとよいのではないかと結びました。

 

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