校長より
第2回校内研修(5/16)
西部教育事務所の須藤指導主事をお呼びし、『主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善』と題して、講義をいただきました。
授業づくりの基本や、具体的なICT活用事例、情報モラル教育等について、丁寧にお話をいただき、これからの授業改善に生かせる研修となりました。
前期人権旬間②
5月9日から始まった人権旬間。相手を大切にすることは、頭では分かっているけれど・・・・
それぞれが、自分の言動を振り返り、人権意識を高められるよう進めています。
<人権標語の作成>
<道徳の授業>
<本の紹介>
県中学校長会 研究協議会(5/11)
第76回県中学校長会総会及び研究協議会が、3年ぶりに前橋を会場に行われました。研究協議会では、渋川市立古巻中学校から「多様化した学校教育課題に対応できる教員の育成」と題して、大変参考となる発表がありました。
前期生徒総会(5/10)
コロナの感染状況に対応して、リモートでの前期生徒総会を行いました。前期の生徒会活動計画、予算案の提案とともに、各委員会や部活動から活動報告が行われました。
生徒の自治的な活動を一層推進できるよう、学級、生徒会、専門委員会、部活動での主体的な取組を大切にしていきます。
前期「人権旬間」(5/9~20)
5月9日から20日まで、前期「人権旬間」として、学校全体で、人権意識を高める取組を行います。9日に人権朝礼を行い、その後、各学年における人権集会やクラスごとの特色ある学級活動や道徳の授業、人権標語を作る活動などを行います。教育目標である「やさしく、助け合う生徒」を目指し、人権意識を高めていきます。
リモートでの人権朝礼
図書室での、関係する本の紹介
中体連春季大会(郡市大会)の結果報告
4月16日から始まった中体連春季大会(郡市大会)も、5月3日に卓球団体の試合が行われ、無事終了しました。
各部とも、生徒が大活躍の大会で、東中学校は、6個の優勝カップを手にすることができました。生徒一人一人の頑張りに拍手!拍手!!です。
<大会結果>
優勝(団体)・・・野球、バスケットボール男子、女子、卓球女子団体、柔道男子団体、剣道団体
第三位(団体)・・・ハンドボール男子、女子、バレーボール (*上記チームは、6月から県大会へ出場)
個人県大会出場(26名)・・・陸上、ソフトテニス男子、女子、卓球男子、女子、柔道、剣道
第1回避難訓練(5/2)
生徒の危険回避能力を高めていくため、計画的に避難訓練を行っています。今回は、地震からの火災発生を想定し、地震発生時の初期行動と火災発生による避難について学習しました。
中体連 春季大会 ③
4月16日から始まった中体連春季大会も、3週目に入り、4月29日~5月1日の3日間、各種目で、生徒の素晴らしい取り組みが見られました。最後まで諦めず真剣に取り組む生徒の姿に、また感動!感動!!でした。
第1回校内研修(4/25)
県教委義務教育課の星野指導主事を迎え、第1回の校内研修を行いました。星野指導主事からは、未来を担う子どもたちを育てるために必要な力や、その力を育成するためにICTの活用が欠かせないことなどについて、熱いお話をいただきました。
中体連春季大会②
4月23日、24日に、中体連春季大会が行われました。最後まで諦めず、手を抜かずに取り組む生徒の姿に感動しました。素晴らしい東中の子どもたち!!!
交通安全教室(第1学年)
本日、富岡警察署の方、富岡市交通指導員の方にご協力いただき、第1学年の「交通安全教室」を行いました。
入学して、2週間。新一年生も、東中学校の学校生活に慣れてきた中、本日改めて、登下校の歩行や自転車の乗り方等について学習を行いました。
3年間、子どもたちが、事故なく安全に学校生活が送れることを願っています。
挨拶運動
毎週金曜日の登校時、生活委員会による「挨拶運動」を行っています。「挨拶」は本校の『生活の三本柱』の一つであり、学校全体で取り組んでいます。
本日、生活委員会の生徒たちの気持ちのよい挨拶で、学校生活がスタートしました。
「全国学力・学習状況調査」に取り組みました(第3学年)
3年生が、文科省の「全国学力・学習状況調査」に取り組みました。本年度は、国語、数学、理科の3教科について実施され、どの教科も、日常生活や社会の事象を題材とした問題が出されていました。生徒たちは、各教科の設問に、最後まで粘り強く取り組んでいました。
中体連 春季大会が始まりました
4月16日のソフトテニスを皮切りに、5月3日まで中体連春季大会が行われます。練習の成果を十分に発揮し、それぞれが、自分の目標を突破することを願っています。
<大会日程>
◯軟式野球 4/29・30、5/1
◯バスケットボール 4/23・30
◯ハンドボール 4/23・24
◯バレーボール 4/30、5/1
◯ソフトテニス 4/16、23
◯卓球 4/29、5/3
◯陸上競技 4/23
◯柔道 4/30
◯剣道 4/30
令和4年度の活動がスタート
新たな学年、クラスでの活動が始まって1週間。それぞれの教科での学びがスタートしました。子どもたちの「新たな学び」との素敵な出会いの姿がたくさん見られました。
東中学校 入学式
教育委員様、PTA会長様、評議員の皆様ご臨席のもと、96名の新入生を迎え、入学式を行いました。
一人一人が、本校での活動を通して、心身共に大きく成長し、本校の教育目標にある「心豊かでたくましい生徒」となることを願っています。
令和4年度スタート 始業式
始業式では、学年が上がり、クラスが変わり、新たな出会いを大切にし、新たな役割、新たな活動の中で、一人一人が力を発揮し、活躍して欲しいことを伝えました。また、東中生として、プライドをもって、立派な姿をたくさん見せて欲しいことを話しました。
今年1年、312人の生徒一人一人が、心身共に健康で、真剣に活動に取り組み、活躍することを願っています。
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令和3年度の修了にあたり
令和3年度修了式が無事終わりました。生徒は、この一年もコロナに翻弄されながらも、励まし合い、互いに補い合いながら笑顔を絶やさず、前向きな学校生活を送ってきました。
そんな姿勢が形となって表れたものの一つが学年別実施となった運動会です。生徒会のリーダーシップの下、各団の団役員となった生徒が学年をしっかりまとめ、多くの生徒の心に残る素晴らしい運動会を作り上げました。
このように、生徒が現実に目を背けることなく、今を大切に生活してこられたのは、土台となる家庭において保護者の方々が、ご自身でも大変な中、常にお子さんに寄り添い続けていただいたからだと思います。また、地域の皆様方におかれましては、子どもたちを「我が地域の中学生」として、いつも気にかけ温かく見守っていただき、よいことも、また課題となることも情報をいただくなど生徒の健やかな成長に向けお力添えをいただきました。
令和3年度の終わりにあたり、一年間本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。
立志式
2年生の立志式を実施しました。コロナの影響で延期となっていましたが、保護者の方々に参加いただき、お子さんの立志の誓いを直接聞いていただくことができ、とても嬉しく思いますし、不安の残る中ご参加いただいたことに感謝いたします。この学年は、コロナの影響で6月に入学式をした学年です。2ヶ月遅れでの始まりで、学習も心配でしたが、生活の波に乗れるかも不安でした。でも、ご家庭の多大なるご協力やご理解、関わった職員の熱意、そしてなにより吸収力のある生徒自身の力で立派に成長を遂げました。
2年生のみなさん、おめでとうございます。
卒業おめでとう!
本日、富岡市立東中学校第62回卒業式を挙行することができ、102名の卒業生が次のステージに向けて旅立っていきました。中学校生活3年間のうち2年間をコロナ禍で過ごした卒業生ですが、何事も前向きに捉え、60有余年の伝統を誇る東中の襷を後輩へと繋ぎました。
運動会では、学年別開催とはなってしまったものの生徒会がしっかり方向を示し、各団の団役員がリーダーシップを発揮して、見事なまでの運動会を作り上げました。修学旅行でも、京都奈良へ行けなくなってしまいましたが、くよくよせずに新たな企画を生徒で出し、それを実現させました。そんな102名を誇らしく思います。次のステージでも、現実に目を背けず、きっと自分らしく歩んでくれるものと思います。
保護者の皆様には、3年間本校の教育活動に対し、ご理解をいただくと共に多大なるご協力をいただきました。特に、この2年間はご自分でも大変な中、お子さんに寄り添い、励まし、諭し、常に前を向いて歩まれたことに敬意を表しますと共に、心より感謝申し上げます。
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
2022年が、生徒をはじめ皆様にとって輝かしい年であるよう、心よりお祈り申し上げます。
一昨年、昨年とコロナの影響を受け、通常通りとは行かないことが多くなってしまいました。そんな中でも、保護者の皆様や多くの皆様のお力添えで、生徒が前を向き変更や縮小を余儀なくされる学校生活においても、しっかり現実を向き合い、成長を続ける生徒の姿はとても頼もしく、本校の誇りです。新年を迎え、そんな生徒のさらなる成長を願い、全力で支援していく決意を新たにしました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
城山より初日の出を望む
2学期の終業にあたり
保護者の皆様には、2学期の始まりが緊急事態宣言中であったり、生徒対象のワクチン接種も始まったりと慌ただしい中、通常登校という形で始業しましたので、いろいろとご心労もあったのではないかと思います。そんな中、延期したものの運動会ができ、旅行ができ、予定された行事が形を変えながらも実施できたことは、お子さんの健康を守り抜いていただいたご家庭の力に他なりません。あたりまえのことがあたりまえにできることの喜びを噛みしめながら、保護者の皆様のご努力に敬意を払いますと共に、心より感謝いたします。
進路説明会をリモートで実施
3年生と3年生保護者を対象とした進路説明会をリモートで実施しました。当日までにご家庭の協力をいただいて、接続の確認等させていただきました。リモートに不安のあるご家庭には、学校に来ていただいて参加をしていただきました。コロナの影響で、できなくなったこともたくさんありますが、リモートはできるようになったことの一つです。
この進路説明会を経て、3年生が来春の進路実現に向けて自覚と覚悟を新たに、歩みを進めてくれることと思います。また、1,2年生には、希望をもって未来に向かう先輩の姿を目に焼き付けて欲しいと思います。未来の自分を実現する道のりは、厳しさもあるというのが現実です。しかし、未来に向かって進めることは喜ばしいことです。入試は未来に向かう全てではありませんが、入試等の進路選択をきっかけに、自分としっかり向き合い、自分の可能性を広げる生き方を見つめて欲しいと思っています。
駅伝大会から
中体連駅伝大会が行われ、本校も男女2チームが参加しました。参加した生徒のほとんどは、陸上部以外の生徒で陸上部の生徒であっても長距離を専門種目としていない生徒です。そんな生徒が、自分の部活があったり、3年生については受験に向けて少しでも時間が欲しかったりする中で母校の襷のために走ってくれたことを嬉しく思います。
また、生徒は意識をしていないとは思いますが、生徒が襷に思いを込めて必死に走る姿は、見ている者に勇気や元気、また感動を与えてくれます。生徒一人一人はそんな力をもった素晴らしい、大切な存在であることを実感した大会でした。
3年生の修学旅行
2年ぶりの修学旅行(3年生)を実施しました。しかし、当初の予定の奈良・京都への旅行ではなく、松本への日帰りです。
1学期の終わり、宿泊での旅行が中止となった後の生徒の気持ちの切り替えの早さは素晴らしものがありました。きっと心残りはあったのでしょうが、自分たちで日帰り旅行の計画を立て、いくつかの案が候補となりる中、グループ活動に適した街であることや、感染状況、日帰りでゆとりをもって実施できること等々を考慮し、生徒の案が採用され今回の旅行となりました。
まるまる生徒が作り上げる旅行をさせたいという3年スタッフの思い、度重なる日程変更やコロナ感染に対する不安が残る中送り出してくださった保護者の方々のご理解等、多方面にわたる方々のご尽力によって実施できた今回の旅行に重さを感じると共に、心より感謝いたします。
生徒が作り上げた運動会
緊急事態宣言が延長されたことに伴い運動会を二度延期しましたが、本日(10月6日)ようやく実施することができました。感染対策のため、全校での実施はできませんでしたが、生徒会が中心となり、団役員や各学年の生徒が担当の職員と知恵を絞り企画、準備、実施、片付けをするといった、まさに生徒が主体で作り上げた素晴らしい運動会だったと私は思っています。本来ならば…ということも頭をよぎりますが、現状でできる範囲のことを全力で成し遂げた、前向きな生徒たちを誇りに思います。
運動会練習から
各学年で運動会の準備が進められています。その中で、心に残る場面を目にしました。
3年生の『しっぽ取り』の練習でのことです。3年生は、先生方が全体の前ではほとんど口を出さず、生徒が全てを取り仕切って進めらいます。『しっぽ取り』を始める前の時のこと、対戦する団は背中合わせ立つのですが、担当の生徒のが「背中合わせになって並んでください。」と何度か言っても、なかなか指示通り動けない場面がありました。私は、さすがに我慢の限界かなと思いました。しかし、担当の生徒が取った行動は、マイクを持ちながら並べないその場所へ行き、「並んでくれますか。」「協力して頑張りましょう。」等々の優しく穏やかなトーンでの言葉を繰り返したのです。その後、すぐに競技がスタートしたのですが、その冷静さと高まる気持ちを理解した上での行動に私は驚きました。サッカーワールドカップの時だったでしょうか『DJポリス』が話題になったことがありましたが、相手の気持ちや立場に寄り添うことの大切さを生徒から改めて気づかされました。
2学期の始業にあたり
いよいよ明日から2学期が始業します。しかし、現在群馬県には緊急事態宣言が出されていて、県内でも児童生徒への感染拡大が見られ、充実の2学期が始まる緊張感と感染拡大防止に関わる緊張感が重なり、なんとも複雑な緊張を感じています。本校では、8月23日から9月5日を感染予防の重点期間と捉え、感染拡大防止のための生活を徹底していきます。ご家庭におかれましても今まで同様、健康観察、帰宅後の手洗いうがい、外出回数を減らす等ご協力をお願いいたします。
9月12日で緊急事態宣言は解除される予定ですが、感染拡大の波は引き際が見えてきません。今後も厳しい状況が続くことを想定し、職員で知恵を絞り、早めにいくつかの状況を想定した修正案を準備しながら学校生活を進めて参ります。2学期も、どうぞよろしくお願いいたします。
1学期の終わりにあたり
本日、無事全学年そろっての終業式を実施することができました。「まん延防止等重点措置」が発出され、一時は危機感が高まり不安もありましたが、登校してくる生徒の笑顔に励まされ、授業に集中する真剣な眼差しに勇気をもらう日々でした。中体連壮行会での生徒の言葉を借りれば、今日まで学校生活を止めることなく継続できたのも、お子さんの健康をいつも気遣い、お守りいただいた保護者の方々のお力があったからこそです。日々のご尽力と本校の教育へのご理解・ご協力に対し、心より感謝いたします。
1学期終業式での話
4月7日に始業した1学期ですが、ゴールデンウィークには警戒度「4」となりその後、国の「まん延等防止等重点措置」が発出され、部活動時間も削られました。そのため、学年ごとの東中祭。準備不足での夏の大会。でも、君たちは現状を受け止め限られた環境の中で適応し、頑張ってきました。それをわたしは、成長と捉えています。君たちは素晴らしし、立派です。
4月、全学年がそろった対面式で、私の希望を2つ話しました。
・『東中生としてのプライド(誇れるもの)をもってほしい』
・『未来の自分を想像し、今を大切にしてほしい』<詳細略>
この2つは夏休み中も意識して欲しいと思います。なぜならば、中学にとっての夏休みは、切り替えが必要な大切な期間だからです。
3年生は、進路の実現に向けて「夏を制するものは入試を制する」と言われるくらい重要な期間です。1、2年生にとっては、部活を中心にリーダーシップ、自発性が求められます。未来に向け大きく成長するために、この夏休みは大きな意味を持っています。有意義な夏休みにしてください。<概要>
目的と目標;朝礼
5,6月に予定されていた朝礼が実施できず、本日久しぶりの朝礼で生徒へ話をしました。
今日のテーマは『目的と目標』でした。目的とは「ゴール」、目標とは「ゴールへの行き方(指標)」です。目的を果たすために目標を設定します。例えば、高校入学や中体連優勝等は目標と言えます。ではその場合、目的はどこにあるのでしょうか。もちろん、目標を立てているので目的がはっきり見えている生徒もいます。でも、目的は見えていないけど、とりあえずあそこまで頑張ろうという生徒もいます。私もそんな生徒でした。目的が見えていなくても、自分に問いかけていくと自分なりの目的が見えてきます。「成し遂げたときの満足感」「幸せな生活」「ビッグになる」「夢の実現」等々。そうです、今自分が目標として頑張っていることの先には、未来の自分があることに気づきます。『今』は必ず未来につながります。目的をしっかり見すえ、そこへ向かう今(どのようにゴールへ向かうか)を大切に歩んで欲しいと思います。
中体連春季大会を観戦して
コロナの第4波が心配される中ですが、現在、富岡甘楽の全中学校が参加して 中体連春季大会が行われています。すでに日程を終了している競技もありますが、5月2日のバレーボールが締めくくりとなります。試合を観戦していて、生徒が勝負にこだわり必死にプレーする姿には心動かされるものがあります。また、必死にプレーするからこそ、喜びや悔しさが生まれ、それが次へのステップとなり生徒の成長へと繋がっていくのだとも思います。このように、生徒が活躍の場が広げられるのは、ご家庭おいて感染拡大防止や人権的配慮に努めていただいているからです。本当にありがとうございます。
令和3年度がスタート
新任式、始業式、入学式が終わり、令和3年度が予定通り本日(4月7日)スタートしました。昨年度の不安な日々を思うと、予定通りに進められることに喜びを感じます。今日、登校してきた生徒の新学年に対する希望や期待を大切に、職員一同支援して参ります。コロナウィルスと共存している現状を踏まえ、感染拡大防止対策を施しながら教育を進めて参ります。保護者の方々には、ご不便等お掛けすると思いますが、ご理解とご協力のほどお願いいたします。
令和3年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年度修了式にあたり
本日、無事に修了式を行いました。
思い起こすと一年前の3月、新型コロナウィルスの影響で突然の休校。1年生は、自分たちの卒業式に登校、2年生は修了式に登校という状況でした。年度が改まった4月も通常に始業がでず、分散登校となりました。ようやく学校が再開したのは6月。この間、子どもたちや保護者の方々の脳裏には、いろいろな不安が駆け巡ったのではないかと思います。学校再開後も先が見えない状況であったり、制限のある生活を余儀なくされたりと、ストレスを感じることもあったのではないかと思います。そんな中でも、子どもたちが笑顔で学校に通い続けることができたのは、保護者の皆様が、お子さんの心に寄り添い、励まし、諭し、共に歩んでいただいたからだと思います。また、地域の皆様には、子どもたちを、学校を温かく見守っていただきました。令和2年度が無事終了するにあたり、一年間本校の教育にご理解をいただき、ご協力いただきましたことを心より感謝申し上げます。
卒業を祝う
3年生の卒業に関わり、2年生が自分ログに記した言葉の一部ですが紹介します。
・今日は、式場準備をしました。今回、私たちは卒業式に出られないので、式場をきれいにするという役目を与えられて本当によかったです。
・卒業式の準備をしました。しっかり準備をして、3年生に気持ちよく卒業してもらいたいです。
・今年は卒業式に出られないので、自分たちにできることは「準備」くらいしかないので、しっかり心を込めて、いい卒業式になるように準備しました。
・卒業式前の式場の確認をしました。昨日から準備をして、先輩方がこの会場で悔いなく卒業してくださったらいいなあと思いました。卒業式に参加することはできませんでしたが、違う形でお祝いできたのでよかったです。
多くの2年生、また1年生も、先輩たちの卒業を心から祝ってくれていたことをとても嬉しく思います。
卒業式に思う
第61回卒業式を行いました。コロナウィルス感染拡大防止のため、来賓2名、保護者各家庭1名、在校生6名という規模を小さくしての実施とさせていただきました。本来であれば、卒業生合唱で式を締めくくるところですが、それも見合わせました。卒業生にとっては、最後まで我慢を強いられる形となってしまいました。しかし、卒業式を終え、プラス面で実感したことがあります。
一つは、校歌のもつ力です。マスクをして、トーンを落としての校歌斉唱でしたが、聞き慣れたメロディーと歌詞が心に染みてきました。卒業生の、母校となる東中への愛おしさを感じたからかもしれませんが、校歌は学校のシンボルであり、誇りなのだと思いました。
もう一つは、素直な言葉には力があると言うことです。今回の答辞と送辞は、参列した多くの方の心に響くものでした。それは、大変な状況の中で、自分と向き合い自問自答することが多かったからでしょうか、述べられた一言一言が素直に自分の心が表現され、よそよそしく飾られた言葉とは違い、心に落ちてくる言葉でした。
今年度の卒業式は、縮小されたからこそ一つ一つの所作や言葉に気持ちがこもっていたことや、その気持ちをしっかり受け止めようとして臨めた素晴らしい卒業式だったと手前味噌ながら感じています。
保護者の皆様には三年間、本校へのご理解と多大なるご協力をいただきました。特にこの一年は未曾有の事態で、いろいろなことが計画通りに行かず、精神的に大変だったお子様に対し、ご自身も大変な中、お子様と思いを共有して、寄り添い、励まし、諭し、前を向いて歩み続けていただいたことに、敬意を表しますと共に、心より感謝いたします。
梅の香りが
いつものように朝 校門で生徒とあいさつを交わしていました。今日は公立高校の前期試験で、3年生のほとんどが入試に出向いたので登校してくる生徒の間隔もあき、何気なくマスクを取るとほのかな梅の香りがしました。年度末に向かうこの頃は、カレンダーとにらめっこをしながら、気ぜわしく時が過ぎていきますが、梅の香りに春の足音が聞こえるような感じがしました。3年生が卒業迎える頃には満開となることでしょう。
立志式から
2年生の大きな行事である立志式を行いました。コロナウィルス感染拡大防止のため、来賓及び保護者の方々には出席をご遠慮いただいた中での式でした。そんな中ではありましたが、入場してきた生徒の輝く眼差し、凛とした姿には胸が熱くなりました。生徒が一人ずつ壇上に上がり立志の誓いを発表したときには、発表する生徒の日常の姿が思い起こされたり、どんな思いで壇上に上がっているのかを想像したりすると、こみ上げる感情を抑えることができませんでした。会場には2年生徒と関係する職員しかいませんでしたが、生徒は見守ってくれているであろう大切な人に、自分の精一杯の言葉を届けようとしているように私の目には映りました。立派な態度で式に臨んだ生徒は本校の誇りです。
立志式は目標ではありません。ここを節目として、自分を偽らず、素直な気持ちで自分としっかり向き合い、未来への自分を育んで行ってくれることを願っています。
あけましておめでとうございます
新年あけまして、おめでとうございます。
昨年末、年が明けるころにはコロナの第三波も引くのではないか、と希望的な気持ちをもって予想していましたが、どうやらその気配がありません。そんな中ですが、7日には3学期の始業を迎えます。特に、3年生は9日の私立高校入試を皮切りに受験へと突入して行きます。学校では、感染防止のための対策や行動の徹底を心掛けて参ります。注意はしながらも萎縮せずに、子どもたちの未来のために積極的な意識をもって教育活動を進めて参ります。
2021年が、子どもたちにとって飛躍の年になるよう、精一杯支援して参ります。どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
2学期の終業にあたり
2学期が終わりました。例年より早く始まり、天皇誕生日が変わったため例年よりも少し長めの2学期でした。活動制限が続く中でしたが、運動会の代替をはじめとする、縮小された活動であっても、生徒は主体性を持って取り組んで来ました。マイナスの発言ばかりしたり、下をむいていたりしていたら「がんばろう!」と励まそうと思っていましたが、全くその必要はありませんでした。それどころか、自分たちでどんどん企画し、実施していく姿には我々が励まされる思いでした。今年流行った鬼滅の刃の中で『心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け。君が足を止めてうずくまっても、時の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。』という一節がありますが、まさに今年はくじけそうになっては立ち上がるということの連続であったような気がします。今年は特別かもしれませんが、その特別な中で、生徒が現実と向き合い、それを糧にして成長していることは何よりの喜びですし、そんな生徒を誇りに思います。
コロナの大波の中にあって、学校が閉ざされることなく、子どもたちに学習の場を提供し続けられたことは、ご家庭でのたゆまぬ努力の成果であると私は思います。2学期が無事終了するにあたり、保護者の方々のご理解とご協力に対し心より感謝いたします。
面接練習から
3年生全員の集団面接練習が終わり、12月に入り個人面接の練習をしています。集団面接では、一問一答の練習しかできませんでしたが、個人面接では、生徒の答えに対して少し突っ込んだ質問を意識的にしています。その中で見えてきたことは、多くの生徒が中学生として物事にしっかり向かい合い、考えて学校生活を送っていると言うことです。中学校生活で頑張ったことは何ですか、と聞くと「部活」と答える生徒が多いのですが、どんな場面からどんなこと学んだかを聞いても、ほとんどの生徒が具体的な場面を例示し、「自分が諦めた時点で試合終了になる。最後まで諦めない気持ちが大切」「全力で頑張ればたとえ目標が達成できなくても、次の目標へとつながる。」「自分一人ではできないことでも、みんなの力や思いがあれば、できることがたくさんある」中には「夏の大会はできずに終わると思ったが、多くの方々の努力で最後のステージを準備していただき感謝している。自分も大人になって人に役に立てるような努力をしたい。」などと話をしてくれる生徒もいます。直接話をしてみないと気づけないことですが、生徒は体験を通し、周囲の人の声を心で受け止めたり、自分なりにいろいろ考えを巡らせたりしてしてきたのだと思うと、その成長に胸が熱くなりました。
朝礼より
本校は、11月30日~11日まで人権旬間を実施しています。その一環として朝礼で人権に関わる話をしました。
生徒は、小学生の頃から人権について学習し、考えてきていますので、人権を大切に生活していくにはどうしたらよいかについては、理解をしているところです。そこで、今回は、「人に迷惑をかけてはいけない」という切り込みで話をしました。
「人に迷惑をかけてはいけない」これはあたりまえのことです。しかし、深く考えてみると、このことを忠実に守っていこうとすると、困ったときに助けを求められず、孤立(一人ぼっち)してしまうことにならないでしょうか?人はみな、意識せずとも人に迷惑をかけて大きくなりました。そして、日々の生活もいろいろな人に迷惑をかけ、支えられながら生きています。「人に迷惑をかけてはいけない」と考えるのではなく、「人に迷惑をかけなければ生きられない」と考えたほうがよいのではないかと思うのです。人権を大切にすると言うことは「迷惑をかけたり、かけられたり、助けたり、助けられたりして支え合う」ことでもあると思うのです。
人に迷惑をかけて生きているのだから、その分、私も人の力になる、そんな生き方をしていきたいと思っています。(概要)
朝礼より
朝礼で「努力」について話をしました。私も含め多くの方は、子どもの頃から「努力すればできないことはない」「努力は必ず報われる」と親や先生などから言われてきたのではないでしょうか。子どもの頃は、何の疑いもなく目標達成のために辛いことも「やればできる。」と思いながらいろいろなことに挑戦してきました。しかし、この「努力」についてよく考えると「努力は必ず報われる」こんなことはあり得ないのでは・・・、と思います。「努力は大切」ということは分かりますが「努力は必ず報われる」と考えない方がよいのではないでしょうか。「努力は必ず報われる」と考えると、結果が悪かったときは、努力の足りない自分や能力のない自分を責め、追い詰めることになりかねません。そこで、生徒には努力は目標を達成するために必要な力の一つだと話しました。そして、努力することは私の経験から以下のようなことにつながるのではないかと話しました。
・努力することで、成功の可能性が高まる。
・努力は、自分を成長させる。
・努力は、自信につながる。
・努力は、未来への可能性を広げる。et
結果だけにとらわれず、他人と自分を比較せず、まずは、しっかり自分と向き合い努力した自分を受け止め・認め・励まして行けるとよいのではないかと結びました。
生徒会役員立候補者の演説
生徒会総会が行われ、その中で生徒会役員立候補者の演説がありました。役員6名に対して24名の立候補がありました。24名全員が、学校生活の向上についてどのようにしていきたいか、自分の考えをしっかりとスピーチをしました。内容の素晴らしさもさることながら、希望だけではなく不安などもあったのではないかと思いますが、そんな中で最後は自ら決意してあの場に立ったことに心からの拍手を送ります。
そして、演説の中で「生徒主体の学校をつくる」「自主性を生かした学校にしたい」「あいさつが学校をつくる」など、共通のキーワードとなる言葉が聞かれました。これらは、我々職員が掲げている目標とも一致するものです。多くの生徒が、学校全体のことをみつめ、現状に止まることなく、更に東中学校をよくしていこうと精一杯語る姿に胸が熱くなりました。
生徒が作り上げた運動会
運動会代替行事が終わりました。代替行事とはいうものの、当日の生徒たちの輝く瞳、笑顔を目の前にしたとき、嬉しさがこみ上げてきました。中学生とはいえ、普段は親や先生に依存している部分が大きいのが実際のところでしょう。そんな生徒たちが運動会中止を受けて、生徒たちの手で一つの行事を成し遂げた事実に、生徒たちの潜在能力、底力を見せつけられました。なぜ運動会が中止なのかを踏まえ、感染対策を第一に計画を練り上げる作業は大人でも容易ではありません。そんな裏側の大変さを想像すると、生徒たちのすごさを改めて感じます。想いを口にする生徒がいて、それを企画としてまとめる生徒がいて、それを実行する生徒がいて、東中という大きな川がコロナ禍の中でも流れを止めず、雄大に流れ続けています。
自分ログより
3年生の自分ログです。「今日、修学旅行の中止が決まったと言われました。とても残念で悲しいですが、今回このような状況で修学旅行に行かせてくれると言っていたときの方が奇跡だったと思って、気持ちを勉強に切り替えて頑張っていきたいです。」行けることの方が奇跡、こんなふうにものごとをプラスに変換できることに感服しました。他にも気持ちを切り替えていたり、切り替えようと努力していたりしているログを読ませてもらいました。コロナ禍にあって、予定が変わることの多い年になっています。しかし、そんな環境の中、生徒はその都度自分の気持ちをしっかりとコントロールしてきています。また一つ、生徒から大切なことを教わったような気がします。
修学旅行の中止
修学旅行が中止となりました。当日を思い描き、準備を進めていた生徒にとっては辛い結果となってしまいました。しかし、感染状況を見ると市中感染や家庭内感染が広がっている傾向が見られます。このことを考えると校内感染のリスクが高くなってきたと言えます。幸い市内では広がりが見られませんが、油断はできない現状にあります。
全校生徒には、「今、大勢の人が残念な気持ちだと思います。でも、どんな状況にあっても、今は未来につながっています。その未来で自分が輝くために、今できることややらなければならないことを一緒に考えて行きましょう。そして、来年春を笑顔で迎えられるよう進んでいきましょう。」(概要)と伝えました。私の話を真剣に聞く生徒をまのあたりにして、生徒の将来を見すえしっかり寄り添っていこう、そう決意を新たにしました。
2学期のスタート
8月24日から2学期がスタートします。2学期のスタートとは言うものの、すでに生徒は夏休み中に高校受験や部活動など、次のゴールを目指してスタートを切っています。家でのようすは見ることはできませんが、学習相談や部活動などで目にする生徒の姿は活力に満ちています。そんな生徒の姿に、私の方が元気をもらっているような感じさえします。
コロナに関わる警戒度が「2」に引き上げられましたが、通常に2学期がスタートします。保護者の方々や生徒の努力で定着してきた[新しい生活様式」を怠ることなく、安全な学校生活を第一に考え、生徒の未来を想像しながら精一杯サポートをさせていただきます。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
1学期お世話になりました
短い1学期が終わりました。6月から2学年ずつ、しかもクラスを2つに分けての分散登校で1学期がスタートしました。感染に対する不安ばかりが先に立ち、とにかく安全第一でとの思いで学校生活を進めてきました。そんな中にあって、子どもたちや保護者の皆様にはご負担をお掛けすることが多かったことと思います。しかし、子どもたちの学校で見せる表情は、想像以上に明るく、救われる思いがしました。これも、渦中にある子どもたち自身の前向きな気持ちや強さもありますが、支えてくださったご家族の努力によるところが大きいと思っています。1学期の終わりにあたり、通常ではない学校生活に対して、ご理解とご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。
また、8月1日から23日まで夏休みとなります。時節柄行動範囲を広げるには不安のあるところですが、子どもたちにとって有意義な時間となりますことをお祈りいたします。
通信から
「バスケの練習は、楽ではありません。足と手がとても痛くなります。でも、とても楽しいです。」1年生の通信に載っていたじぶんログです。この一文から、この生徒が今、目標を持って充実した部活動の時間を過ごしていることが私には想像がつきました。何かをめざす時、楽なことなんてありません。でも頑張れるのは、ゴールした時の自分の姿が想像できているからだと思います。この生徒が充実した中学校生活を送っている姿を想像し、嬉しくなりました。